骨量を増やす意外な方法

本日は「骨量を増やす意外な方法」についてお伝えします。

 

 

骨といえばカルシウムだけど・・・

カルシウムが骨を作る」という知識が一般的にあると思います。

しかし、カルシウムは骨を作るだけではなく人間が生きていくうえで、様々な重要な働きをしています。

その一つが「筋肉の収縮」です!

人は体を動かすときに、筋肉を縮ませたり伸ばしたりしています。

立つとき、座るとき、歩くとき、さらには、心臓が常に動いているのも筋肉が”縮んで伸びて”を繰り返しているからなのです。

その「筋肉の収縮」ですが、実はカルシウムイオンの濃度の変化によってコントロールされているのです!

体を自由に動かせているのは、カルシウムのおかげで様々な動作を行ったり、内臓を動かしたりすることができているのです。

人の体にとって必要不可欠なカルシウムですが、体内に約1㎏存在しています。

体内にあるカルシウムの99%を「骨」に蓄えています!

そして、必要に応じてカルシウムを血液へ出し入れしています。

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骨はカルシウムを貯めておく場所、「カルシウム銀行」と言えます。

銀行には貯蓄があればあるほど、安心して生活できますよね。

 

 

カルシウム銀行に貯蓄が多ければ多いほど・・・

病院でレントゲンを撮ると、骨が白く写っているのを見たことがありますか?

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これは、骨に蓄えられているカルシウムが白く写っているのです。

このカルシウム銀行にカルシウムの貯蓄が多ければ多いほど、骨太な「骨密度が高い」骨になります。

逆にカルシウム銀行にカルシウムの貯蓄が少ないと、骨はもろくて壊れやすくなってしまいます。

すると、軽い衝撃を受けただけでも骨折してしまったりします。

これらの理由からもカルシウム銀行の貯蓄を増やしておきたいですよね。

 

カルシウム銀行に貯蓄を増やす方法とは・・・

「よしっ、カルシウム銀行に貯蓄をためるため、牛乳を飲もう!」

と思ってませんか?

ちょっと待ってください!!

骨にカルシウムを貯めるために当然カルシウムを摂取することが大事なのですが、もっと大事なことがあります。

 

それは「重力」です!

 

骨は血液が運んでくるカルシウムを吸収したり、使い古したカルシウムを破壊したりを繰り返して新陳代謝を行っています。

骨に重力がかかると、ドスンと骨に重みがかかって刺激が入ります。

すると、骨は「もっと丈夫に骨を作らないと!」と判断し、よりカルシウムを吸収しようとします。

つまり、骨に重力の刺激を与えるとカルシウムの吸収能力が高まり、より元気で健康的な骨になることが出来ます。

いくらカルシウムを摂取していても、骨に重力の刺激を与えないと、骨はカルシウムを蓄えようとしません。

歩いたり体を動かしたりして、骨に刺激を与えて、カルシウムを吸収させることが大事になります。

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地球上では常に重力が働いているので、何か体を動かす動作をすれば骨に重力の刺激を入れることができます。

しかし、無重力空間に滞在する宇宙飛行士は、骨に重力の刺激が入らないので、どんどん骨量が減ってしまうと言われています。

 

また、50~70代の女性が歩く歩数を2割増やしたところ、骨量が5%増加したという報告もあります。

運動をすることで、重力が刺激となって骨を元気にしてくれます。

ハレルでは自分の身体に刺激や、重力を感じさせるためのトレーニングも行っています。

自分の身体しか使わないのでケガのリスクや、オーバーワークを予防できます。

また、継続することでより動かしやすい自分の身体を手に入れられることが出来ます。

 

→当院での詳しい治療方法はこちら

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